10:30 - 11:30
革新的なアイデアをビジネスに昇華させる際の障壁として技術や設備、人材、資金などのリソース不足があります。本講演では、行政など公的機関の支援や他社との協業により自社の不足部分を補い、新たな価値創造を果たした2組の企業に登壇いただき、支援プロジェクトへの参画や協業の経緯、取組内容、企業間連携の必要性などについてお話を伺います。
市川 友貴 氏
HarvestX株式会社 代表取締役
千葉工大在学時より個人事業主として組み込み機器やFA設計などを請け負う。並行して、東京大学本郷テックガレージにて2018年にHarvestX プロジェクトを立ち上げ、世界初のロボットによるイチゴの授粉に成功。開発した技術を社会に実装するため、2020年にHarvestX株式会社を創業。2019年度未踏スーパークリエータ認定、2020年度異能vation 異能β認定など。
小笠原 伸浩 氏
株式会社菊池製作所 執行役員 ものづくりメカトロ研究所所長
1961年生まれ、東京都大田区出身。1982年、東京工学院専門学校(専門士)電子工学科を卒業。1982年~2009年迄、産業機器通信メーカにて開発業務に従事し、同年2009年より菊池製作所に入社し主に産学官連携及びスタートアップ連携におけるマネージメント業務に従事し現在に至る。
丸山 孝明 氏
アイフォレスト株式会社 代表取締役CEO
大分県中津市出身。明治大学卒業後、複数業界の営業職を経て2013年に農業ベンチャーを起業。日本最大級都市型マルシェ「太陽のマルシェ」の立ち上げや2020年からは(株)ポケットマルシェ(現 雨風太陽)にて様々な事業開発に携わった後、2022年3月“人と森のつながりを再構成する”をVISIONにアイフォレスト(株)を設立。テクノロジーの力で森林価値を可視化し、持続的な林業とネイチャーポジティブ実現を目指す。
町田 紘太 氏
fabula株式会社 代表取締役CEO
幼少期をオランダで過ごし、環境問題に興味を持つ。世界60か国以上を旅行。コンクリート研究室で、建設材料の持続可能化を目指して、「食品廃棄物からつくる新素材」を開発。東京大学を卒業後、2021年10月、幼馴染と共にfabula株式会社を設立。「ゴミから感動をつくる」をステイトメントに、あらゆる未利用資源の価値化を目指す。